概要
新宿高層ビル街の一群を担う超高層ビルの一つとしても広く認知されている。新宿高層ビルの中でも古くからある存在で、中には重要なライフラインである通信機器設備があるため(国際電話回線の手動接続オペレーション室もここにある)、関東大震災クラスの10倍の地震でも十分耐えられるような頑強な造りをしたビルとして、当時は話題となった。後の日本の高層ビル建築にも影響をあたえたビルとして知られている。 高さ:164m(地上34階、地下3階) 敷地面積 10,676m² 建築面積 2,916m² 竣工 1974年6月 全体がメタリックシルバーの色調で覆われたビル。幅と奥行きが他のビルと比べて、差がない。正面入り口付近には、竣工のさいにデンマークのグレート・ノーザン・テレグラフ社から贈られた記念碑がある。冬季にビル上部から氷塊が落ちてくることがあり、注意を呼びかける看板が設置されている。低層階の大半は、サーバ、ルータ、ハブなどが設置された通信機器室になっている(インターネット・エクスチェンジポイントの一つ、「dix-ie」(ディクシー。Distributed IX in EDOの略。旧NSPIXP2)もここに所在する)ため、窓枠状にデザインされている部分のガラス窓が極端に少ない。残りの大半はau、au one netなどのコールセンターとなっている。
歴史
1974年に国際電信電話(KDD)のオフィスビルとして建設された。当初はエフエム東京など、テナントが入居していた時代もあったが、現在は関係者以外、立ち入ることはできない。KDDとDDI・IDOの合併により誕生したKDDIの本社も一時期は入居していたが、現在は飯田橋のガーデンエアタワーへ移転している。 南側にアネックス(別館)があり、かつては第一勧業銀行の店舗(新宿南口支店)があったが、みずほ銀行に再編されたとき日本興業銀行の新宿支店と統合し、旧興銀側に新宿南口支店が設置されたため、現在は店舗外ATMコーナー及びコンビニエンスストア(生活彩家)となっている。 ビル手前の通路や外観は時おり映画・ドラマ等の撮影として利用されており2005年に上映された『仮面ライダー THE FIRST』等多くのドラマ等で登場している。また、ビル屋上ではTM NETWORKのコンサートツアー「KISS JAPAN DANCING DYNA-MIX」(1988年)のオープニングビデオで、TM NETWORKの3人がKDDIビルの屋上で佇む姿が収録される(ツアーのスポンサーとしてKDDが協賛していた関係から)等、アーティストのプロモーションビデオに利用される場面もある。
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